絵を描く材料と額縁の店
京都の画材屋 画箋堂

シルクスクリーン印刷 製版用ジアゾ感光乳剤
露光過度によるカブリも少なく、シャープで繊細な製版ができます。
耐溶剤性が高く、インク内の溶剤に対する変化が少ないのが特長です。
耐湿性が高く、高湿度中でも版のベタつきがありません。
専用の剥膜液「R-2」で使い終わったスクリーン版を再生する事ができます。
ジアゾ感光剤はパウダータイプです。
着色剤はご希望に応じて使用して頂けます。
感光剤を混入した感光乳剤を冷暗所に保管すれば長期の保存ができます。

【乳剤の種類 】 耐溶剤性感光乳剤
【特徴 】 耐溶剤性に優れたジアゾ系感光乳剤です。剥膜剤によるスクリーンの再生が可能です。
【容量 】 1kgセット乳剤 900ｇ、感光剤MJ 6ｇ※、着色剤 20cc※ ※ジアゾ
【 使用方法】
1.感光剤MJを下記の配合比で40℃程度の温水に入れ、溶けるまで良く攪拌して下さい。
　1kgセット 　感光材MJ：6gに対して、温水：90cc
2.溶かした感光剤液と着色剤を乳剤に入れ、均一になるまでよく攪拌して下さい。
3.乳剤混合後、脱泡のため１日以上放置してからご使用ください。
4.スクリーンへの塗布後、暗所にて40℃以下の温風で十分に乾燥を行って下さい。
5.最終乾燥後、1週間以内に露光現像を行って下さい。
6.乳剤膜の強度を向上させるため、現像乾燥後の再露光をお勧めします。
【 露光条件】
版仕様… 　紗：テトロン250メッシュ、乳剤厚：10μ
光源…　 3kw メタルハライドランプ（UV-BOX）
距離… 　70cm
露光時間…　 約80秒
積算光量：約1400mJ/cm2（測定波長：405nm、平均値より算出）
露光時間は紗厚、乳剤膜厚によって変わってきますので、必ず露光テストを行って最適条件を 確認して下さい。露光時はポジフィルムの膜面と乳剤面をを十分密着させて下さい。
【 注意事項】
・保存は冷暗所で行って下さい。
・ご使用時は、必ず保護具をご着用下さい。また万一皮膚に付着した場合は、速やかに水で洗い 流して下さい。
・ジアゾ水溶液の混合が不十分な場合、製版時のトラブルの原因となることがありますのでご注 意下さい。
・乳剤にジアゾを混ぜたものは、出来る限り早めにご使用下さい。感光が進むため長期に保管は できません。
・使用後は、蓋をしっかり締めて保存して下さい。又、長期間保存を行って再度使用する場合 は、攪拌棒により、よく撹拌してからご使用下さい。
・この説明書の内容は商品の改良の為、予告なく改訂する場合があります。
・製品を取り扱う前にSDSの内容を十分ご理解の上ご使用下さい。